ユナイテッドのマイルがお得のトップ8の理由
マイルを貯めたい場合は、まず決めなければならないのはどこの航空会社のマイルを貯めることです。日本に住んでいますとANAかJALのマイルにする方がほとんどだと思います。もちろん、こちらのブログもANAに中心しています。
しかし、目的によって、他の航空会社のマイルを貯めた方がお得場合もあります。兎に角、一つだけの航空会社のマイルを貯めたら、マイル数も早く増やせます。
今回は、ユナイテッドのマイレージ制度を詳しく分析したいと思います。ユナイテッドのマイルはANAやJALマイルにないメリットがいくつかありますから。日本でも、同じスターアライアンス同盟のANAマイルより、あえてユナイテッドマイルを貯める方も多いです。これはなぜでしょう。
ユナイテッドのマイルのメリット
① ユナイテッドのマイルに有効制限がない
これはでかいメリットですね。日本の航空会社のANAやJALのマイルに3年間の有効期間があります。マイルを貯めた時点から3年間以内にマイルを使って特典航空券に交換しないと、マイルがアカウントから消えてしまいます。これは非常に勿体ないですね。
但し、3年間以内に憧れな海外旅行の為に十分なマイル数を貯められない方も多いと思います。特に家族の場合はそうですね。クレジットカード決済だけでマイルを貯めて、ヨーロッパやハワイなどの家族旅行を目指すのは3年間があってもかなり難しいと思います。もちろんポイントサイトやクレジットカード入会などを利用すれば、簡単に数万マイルを貯められますが、ポイントサイトに抵抗がある方もいますね。その場合はやはり有効期限がないユナイテッドマイルが安心です。
② クレジットカードの利用こどに還元率が高いユナイテッドのマイレージカード
マイルを主にクレジットカードの決済で貯める方はユナイテッドのセゾン・カードを検討したら良いと思います。その理由は、カード決済の1,000円ごとに15マイルが貯まります。ANAやJALのカードは最大10マイルとなります。ゴールドカードを含んでも!ユナイテッドのセゾンカードを持っていれば、これは1.5倍になりますね。
例えば、年間に200万円のカード決済の場合は、20,000マイルではなく、30,000マイルが貯まります。かなりの差です。3年間を考えれば、60,000マイルではなく、90,000マイルになります。
通常のカード決済ならば、ユナイテッドのセゾンカードが圧倒的に有利です。但し、ANAやJALが連携しているマイルが2倍貯まるお店の特徴はユナイテッドにほとんどない為、先程の差は実際にちょっと減ります。
③ ユナイテッドの特典航空券に燃油サーチャージがない
これはかなり凄いですよ。ANAとJALを含んで、多くの航空会社の場合は、マイルで特典航空券を取っても、燃油サーチャージを支払う必要があります。ユナイテッドのマイレージの場合、燃油サーチャージが無料となります。
最近、各航空会社は燃油サーチャージを大きく値上げした為、ユナイテッドのマイルに大変でかいメリットがあります。なぜなら、ANAやJALで特典航空券を取っても、サーチャージの数万円がかかる場合が多いです。マイルで家族で海外旅行に行くと、10万円を超えるケースは少なくないです。ヨーロッパに行きたい場合は、ANAなら55,000マイル、ユナイテッドなら90,000マイルがかかりますが、サーチャージも考えてみると、各マイルの価値がかなり近くなってきます。
④ ユナイテッドのマイルでもANAを含んでスターアライアンス同盟のフライトに乗れる
ユナイテッドとANAは同じ航空会社の同盟のスターアライアンスに属している為、マイルでお互いの線路に特典航空券のご利用ができます。簡単に言えば、ユナイテッドのマイルでANAの便の予約が可能です。ANAマイルがないと、ANAに乗れないのは勘違いです。
スターアライアンスは世界の一番大きい航空同盟です。JALが属しているワンワールドよりたくさんの航空会社が入っています。その結果で、国際線路も当然ながら多いです。特典航空券で海外に行きたい方はスターアライアンスのフライトで利用ができるマイルにメリットが大きいです。
⑤ 国内線にユナイテッドのマイルがお得
マイルを使って、日本国内のフライトを予約する場合は、日本の航空会社のマイルよりもユナイテッドのマイルの方がお得になります。外資系の航空会社が国内で一番お得のはちょっと不思議ですね。
例えば、一人で往復に沖縄に行く場合は、ANAなら18,000マイル、ユナイテッドなら16,000マイルがかかります。石垣島ならば、差が更に増えます。ANAなら20,000マイル、ユナイテッドは相変わらず16,000マイルになります。マイルを主にクレジットカード決済で貯めて、国内線に乗りたい方にはユナイテッドのマイルが大変魅力的だと思います。
⑥ ユナイテッドマイルを家族や友人にあげることができる
アカウントから別のマイレージプラス会員にマイルを簡単に移行できます。 これは大変素晴らしい機能です。例えば、自分が関東に住んでいて、九州にある実家から親戚を来てもらいたい場合は、自分のマイルをその人のアカウントに移行すれば、向こうが無料で来られます。
但し、マイル移行の費用は500マイルごとに7.50米ドル、さらに1回のお取引につき30米ドルの手数料がかかりますので、これさかなり高いです。国内線に乗る為に10,000マイルを移行すれば、180米ドルがかなります。これは約2万円ですね。これで、通常の国内線航空券を手に入れられるケースもあります。
⑦ ユナイテッドマイルを購入することができる
特典を利用するにはマイルが足りない場合、マイレージプラスアカウントにログインすればオンラインでいつでもマイルをご購入いただけます。 マイルは1,000マイルにつき35米ドルから。マイルのご購入は2,000マイルから可能です。
これはかなり高いですので、特典航空券の全額をマイル購入することはおすすめしません。全額を払えば、やはり普通に現金で支払った方がお得です。マイル購入は、特典航空券を手に入れる為に貯まったマイルが若干足りない場合のみ行いましょう。1,000マイルにつき35米ドルは約4,000円となり、1マイルごとに4円がかかります。エコノミークラスの1マイルの価値は2円ぐらいの為、たくさんのマイルを購入すると損になります。
ANAやJALはこういうのマイル購入制度がない為、こちらもユナイテッドマイルの特徴の一つです。
⑧ マイラーで一番人気なクレカのSPGアメックスのポイントもユナイテッドマイルに交換ができる
有名なSPGアメックスを持っていれば、ポイントを40社以上の航空会社に移行することができます。もちろん、ユナイテッドのマイルも可能です。
SPGアメックスのマリオットポイントをANAやJALマイルではなく、ユナイテッドマイルへ交換するメリットは簡単です。他の航空会社のマイルより、ユナイテッドの交換率が高いです。
例えば、60,000マリオットポイントをANAマイルに交換すれば、25,000マイルが貯まります。ユナイテッドのマイルに行こうすれば、27,500マイルとなります。10%の差ですね。特に国内線にすでにお得なユナイテッドマイルの為に利用するつもり場合は、マリオットポイントをユナイテッドマイルに移行したら特典航空券が更にお得になります。
まとめ
ANAの便もご利用できますので、ユナイテッドマイルは特に日本国内線に乗ればお得です。ポイントサイト経由にユナイテッドマイルはあまりお得ではありませんが、クレジットカード決済でマイルを貯める方はユナイテッドマイルは有利です。ユナイテッドのマイルに有効期限もない為、ゆっくりマイルを貯めたい方に向いていると思います。
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